池江　パンパシ開幕へ胸躍らせる「昨年ビビってたけれど」

　競泳のパンパシフィック選手権は９日に開幕する。女子で複数のメダルが期待される池江璃花子（１８＝ルネサンス）は８日、東京辰巳国際水泳場で公式練習に参加し、最終調整した。

　プールサイドで海外の選手とあいさつをかわすなど緊張した様子はなく「すごくワクワクした気持ちです。昨年（の世界選手権）は（タイムが）上の選手がいてビビってたけれど、気持ちが全然違う」と笑顔で語った。普段の辰巳のプールと異なる青を基調した装飾も「青が好きなので、雰囲気も好きです」と好印象だ。

　今年は長水路で計１１個の日本記録を出すなど好調を維持。課題のスタートも「（周りのコーチから）キレが出たね、と言われる」と改善に手応えを得ている。個人種目では初日２００メートル自由形、２日目１００メートル自由形、３日目１００メートルバタフライ、最終日５０メートル自由形に出場する予定。「全力で泳げば、（自己ベストは）出ると思う。ここで爆発して、いい結果を残したい」とメダル量産を狙っていく。