高安が合流 若手幕内力士と20番「巡業に参加して、しっかり踏み込んで圧力かけるようにしたい」

[ 2018年8月8日 17:05 ]

巡業に合流した大関高安(中央)
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 大相撲夏巡業が8日、東京都渋谷区の青山学院記念館で行われ、大関・高安(田子ノ浦部屋)が合流を果たした。左肘の故障により先月29日の巡業初日から休場していたが、若手幕内力士と20番取るなど精力的に汗を流した。

 休場中は四股など基本的な運動から体のケアに努め、「足腰もしっかり下地をつくってきた」と再スタートに向けて体調を整えて姿を見せた。「やる気のあるお相撲さんを指名しました」。朝乃山とは4勝1敗。次に阿武咲を指名したが、闘志あふれる相手に3勝12敗と一方的に攻め込まれた。それでも、「巡業に参加して、しっかり踏み込んで圧力かけるようにしたい」と冷静に捉えた。

 先場所は9勝6敗で自身2度目のカド番を脱出。関脇・御嶽海が初優勝を飾り、念願の賜杯は後輩に先を越された。「毎日やっていれば体も大きくなる。何も格好つける必要ない。もう1回、一からみっちり鍛えて本来の相撲を、それ以上の力出せるようにしたい」と意気込んだ。

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2018年8月8日のニュース