錦織3年連続3回戦進出!“問題児”トミックに苦戦も逆転勝ち

[ 2018年7月6日 02:44 ]

テニスウィンブルドン選手権 男子シングルス2回戦 ( 2018年7月5日    英ロンドン・オールドイングランド・クラブ )

ウィンブルドン2回戦に登場した錦織(AP)
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 テニスのウィンブルドン選手権第4日は5日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで男子シングルス2回戦が行われ、世界ランキング28位で第24シードの錦織圭(28=日清食品)は同184位のバーナード・トミック(25=豪州)と対戦。2―6、6―3、7―6、7―5で3年連続の3回戦進出を決めた。

 トミックは昨年の大会期間中に「テニスに飽きた」「プレーするのは金のため」などと発言し、国際連盟から罰金を科されるなどした“問題児”。最高17位だったランキングは大きく後退しているが、錦織は「最近やっとちゃんとやりだして強くなっている。芝で一番強く危ない選手」と警戒していた。

 ゲーム序盤、主導権を握ったのはトミック。錦織からいきなり2つのブレークを奪い、6―2で第1セットを先取した。

 第2セットも苦戦が続いた錦織。しかし、粘ってキープを続けると、第8ゲームでこの日初めてのブレークに成功。6―3で第2セットを制した。

 互いに1セットずつを奪って迎えた第3セットは、両者譲らずタイブレークへ突入。勝負どころで強さを見せた錦織がこのタイブレークを9―7で制し、2セット連取を決めた。

 3年連続の3回戦進出へ王手をかけると、第4セットも高い集中力を保ってプレー。6―5で迎えた第12ゲームでブレークを奪い、粘るトミックを退けた。

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2018年7月6日のニュース