白鵬 8場所連続休場の稀勢の里について言及「優勝争いを求められているから…」

[ 2018年7月6日 18:23 ]

付け人が見守る中、ダンベルで筋トレに励む白鵬
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 大相撲名古屋場所(8日初日)で横綱ワースト記録となる8場所連続休場する稀勢の里(田子ノ浦部屋)について、同じ横綱である白鵬が言及。名古屋市内の宮城野部屋で場所前の稽古を打ち上げると、「8場所連続の休場は誰もが知っていること。(出て)最後まで土俵を務めて(白星が)9、10番でも、逆にみんな(頑張ったと)称えてくれると思う」と持論を述べた。

 今月2日には出稽古先で、稀勢の里と3番稽古を行っており、ライバルの状態について「いいと思った」という。「ファンは出てほしいだろうし、9、10番はいけるイメージあったけど。(横綱は)優勝争いを求められているから、勝負というのはこんなんじゃないというのがあって、本人が決断したんだと思う」と話した。

 自身は昨年九州場所以来の優勝へ向けて、稽古場で立ち合いの動作などを確認。相撲は取らなかったが汗を流し「今度こそという思いがある」と意気込んだ。

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2018年7月6日のニュース