米アルペンスキー界の元帝王 ボーディー・ミラーに悲劇 1歳7カ月の愛娘が溺死

[ 2018年6月12日 11:24 ]

ボーディー・ミラー(右)とモーガン夫人(AP)
Photo By AP

 米アルペンスキー界の元第一人者で五輪3大会で金1つを含む6つのメダルを獲得しているボーディー・ミラー(40)の愛娘エメリンちゃんが死亡していたことが11日に明らかになった。

 死因は溺死。ミラーは9日、妻でプロのビーチバレーの選手でもあるモーガン夫人(31)とともに、カリフォルニア州南部のコト・デ・カザにある知人宅で開かれたパーティーに出席していたが、エメリンちゃんは敷地内のプールで溺れているのを発見され、蘇生処置を受けたものの搬送された病院で死亡が確認された。

 AP通信によれば、ミラーはインスタグラムで「このようなことが起こるなんて100万年に1度もありえないと思っていた。彼女の愛、輝き、心は一生忘れない」と悲しみに打ちひしがれた心境を吐露。なおオレンジ郡の保安当局は死に至った具体的な状況について捜査を進めている。

 ミラーは2010年のバンクーバー五輪の男子アルペン複合で金メダルを獲得。W杯では回転、大回転、スーパー大回転、滑降、複合の5種目で計33勝を挙げ、昨年10月に現役を引退した。

 ミラーには結婚には至らなかった2人の女性との間に2人の子どもがいて、モーガン夫人とは2012年に結婚。エメリンちゃん以外に長男のエドワードくん(3)がいる。

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2018年6月12日のニュース