男子は杉山 女子は梶原が総合V 佐渡トキマラソン

[ 2018年4月23日 05:30 ]

総合優勝の梶原千裕(左)と杉山裕史
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 スポニチ創刊70周年記念佐渡トキマラソン(スポニチ共催)は22日、新潟県佐渡市のおんでこドーム前発着に2496人がエントリーして行われた。フルマラソンは、男子が杉山裕史(35)が2時間38分8秒で、女子は梶原千裕(33)が3時間17分43秒で、それぞれ総合優勝を果たしスポニチ盾が贈られた。また、大会アドバイザーで今年からの新コースを監修した金哲彦氏(54)と、ゲストの森脇健児(51)が参加し、大会を盛り上げた。

<男子フル総合>地元・佐渡出身の杉山が連覇。新コースになり「後半のアップダウンとくねくねが難所だった」と振り返るも、終始独走だった。栃木県庁に勤めながら早朝と昼休みを使い月に500キロを走り込んできたが、昨年5月に右足首を関節内骨折。その後も膝の疲労骨折などケガに泣いたが、「タイムより順位。絶対優勝したかった」と22度の暑さと強風の中で気力を振り絞った。7月の富士登山競走でのサブスリーを次の目標に定め、「ここから良い流れに乗りたい」と意気込んだ。

<女子フル総合>大阪から出場した梶原が2位に3分以上の大差をつけて優勝した。健康のために走り始めたのは8年前。自宅でネイリストをしながら年間20レース近くを走りフルは2勝目。夫の応援を受け毎日20〜30キロを走り、ホノルルマラソンにも8年連続で出場している。勝利の秘けつは「レースに関係なく、食べたいものを食べたいだけ食べる」こと。「佐渡にもう1泊して倒れるまで食べます」ときれいな小麦色に日焼けした笑顔を見せた。

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2018年4月23日のニュース