今平 4位 ショットメーカーの本領発揮「去年のいい時の感じが戻ってきてます」

[ 2018年4月23日 05:30 ]

パナソニック・オープン ( 2018年4月22日    大阪府 茨木CC西C 7343ヤード、パー71 )

18番、イーグルを決め4位でフィニッシュした今平
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 国内ツアー若手屈指のショットメーカー・今平周吾(25=レオパレスリゾートグアム)が66の好スコアで、前日の21位から日本人最上位の通算10アンダー、4位に浮上した。首位に1打差の2位から出たインドのラヒル・ガンジー(39)が通算14アンダーで逆転優勝。04年フォルクスワーゲン・マスターズ中国以来、14年ぶりのツアー2勝目を挙げた。

最終18番。今平が6Iで振り切った残り190ヤードの第2打はグリーンエッジに落ちてピン手前5メートルで止まった。右からの追い風を計算に入れた狙い通りの一打。トップ10という最低目標を上回る会心のイーグルだった。

 「段々と去年のいい時の感じが戻ってきてます」。プロ7年目の昨年は5月の関西オープンでツアー初優勝するなど1億円を稼ぎ出し、賞金ランクも自己最高の6位に躍進した。この賞金ランク以上に、評価を高めたのがパーオン率など9部門の数字を基に選手の総合力を数値化したトータルポイントランキング。この分野では前週のRBCヘリテージで米ツアー初優勝を飾った小平に次ぐ2位。賞金王・宮里優の3位を上回る数字を残した。

 「久しぶりに会えるのでアメリカレベルのショットを見みたい」。自分と同じ匂いを感じるショットメーカー・小平は今週の中日クラウンズに凱旋出場する。世界への扉を開いたエッセンスを貪欲に吸収し、松山、小平に次ぐ“第三の男”に名乗りを上げる。

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2018年4月23日のニュース