大坂なおみ バイン・コーチはハッピーでポジティブ「練習が楽しくなった」

[ 2018年4月16日 14:42 ]

横浜のカップヌードルミュージアムに来館した大坂なおみ
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 女子テニスの大坂なおみ(20=日清食品)が16日、横浜のカップヌードルミュージアムにコーチのサーシャ・バイン氏とともに来館し、報道陣の取材に応じた。

 BNPパリバ・オープンでツアー初優勝を飾り、マイアミ・オープンでは元世界ランキング1位のセリーナ・ウィリアムズ(36=米国)にストレート勝ちするなど快進撃をみせた大坂。改めてツアー初優勝について聞かれると「実はそれからのことをあまり覚えていない。非常に時間が経つのが早かった気がする。ただ、試合のことは覚えていて、厳しい戦いだった。勝てて本当によかった」と振り返った。

 昨シーズンからコーチ変更後の変化は「どう変わったのかわからないことも多いが、練習は楽しくなった。とてもポジティブで楽しい方なので、それが自分にいい影響を与えている。彼のようにハッピーでポジティブな人が周りにいることで私自身もポジティブになった」と分析。バイン氏も「できるだけ楽しくポジティブな雰囲気を気をつけている」といい、「(大坂は)コート上ですごく大人になったと思っている。成熟した。常に最高でなくても、勝つことができる選手になった」と成長に目を細めた。

 21日から開催されるフェド杯では日本代表選手として出場する。東京五輪でも日本代表としてプレーすることを意識するか問われると「とにかく一試合ごと集中することを心がけているので、あまり考えていない」とした。またグランドスラムについてはバイン氏が「1試合こなしていきながら最終的にタイトルを狙いたい」と話すと、大坂は日本語で「同じ(思い)」と語った。

 この日は、大坂の希望でカップヌードルミュージアムを訪れ、自分だけのオリジナルカップヌードルを作る「マイカップヌードル」を体験。大坂はレギュラーのチキンスープに「ネギ、コロ・チャー、キムチ、ひよこちゃんナルト」をトッピング。「日本に来てリラックスしている。友達と会ったり楽しんでいます」と満喫していた。

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