稀勢、3日連続相撲取らず…春場所出場危機「15日間やれるか見極める」

[ 2018年3月7日 13:40 ]

状態を確かめるように左腕を動かす稀勢の里
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 横綱・稀勢の里(31=田子ノ浦部屋)の大相撲春場所(11日初日、エディオンアリーナ大阪)出場が一層、危ぶまれる状況になってきた。左大胸筋の負傷などで5場所連続休場中の横綱は7日、大阪市内の同部屋で朝稽古。四股を入念に行い、立ち合いの確認もしたが、申し合いなどの実戦的な稽古は回避した。

 二所ノ関一門の連合稽古も5日は欠席、6日は姿を見せたが相撲は取らず、基本動作にとどまっていた。これで3日連続、相撲を取らなかったことになる。

 稽古後の稀勢の里は「力が出せるか、15日間やれるか。そういう部分を冷静に見極めていきたい。今の状況を把握するのも大事」と神妙な顔つきで話した。

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2018年3月7日のニュース