貴ノ岩おい角界入りへ、埼玉栄高で関東大会準V 貴部屋で稽古

[ 2018年3月7日 05:30 ]

貴ノ岩のおいのガルダン・スフバト
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 大相撲の十両・貴ノ岩(28=貴乃花部屋)のおいで、埼玉栄高相撲部で活躍したモンゴル出身のガルダン・スフバト(19)が角界入りを目指していることが分かった。5日に卒業式を終えたばかりで、6日は京都府宇治市の貴乃花部屋での稽古に参加した。

 スフバトは、5人きょうだいの末っ子である貴ノ岩の2番目の兄の長男。1メートル80、122キロとバランスの取れた体格で、相撲留学した埼玉栄ではインターハイ団体3位となり、個人では体重別の関東大会で準優勝した。

 日本相撲協会は、外国出身力士は1部屋1人と定めており、同じモンゴル出身の貴ノ岩がいる貴乃花部屋には入門できない。そのため、受け入れ先が決まるまで貴乃花部屋で稽古を積む。3場所ぶりの復帰を目指す貴ノ岩は依然、申し合いができていないが、その叔父からは「ケガをしないように注意して、筋肉をつけて太れ」と言われているという。埼玉栄の同期は、既に大鵬の孫の納谷(大嶽部屋)ら4人が角界入り。スフバトは「早くみんなに追いつきたい」とプロ入りに思いをはせた。

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2018年3月7日のニュース