倉吉東、屈辱の０―１０７大敗…３年生“次の戦い”センター試験へ

第９７回全国高校ラグビー１回戦   倉吉東０―１０７流通経大柏 （ 2017年12月27日    花園 ）

＜倉吉東・流通経済大柏＞１０７得点を奪った流通経済大柏。スコアボードは３ケタ得点を表示できず…
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　今大会登録メンバー最少チーム、倉吉東（鳥取）が強豪、流通経大柏（千葉）に０―１０７で大敗した。鳥取県勢として通算６回目の３桁失点の屈辱に、岩野竜二監督は「同じミスを繰り返していた。相手にのまれていた」と肩を落とした。

　ゴールラインは遠かった。前半から猛攻にあい、ほとんどの時間がＤＦになった。それでも反則はわずか２回で、気持ちを切らさずに戦い切った。

　ＳＨの主将、山名は「練習してきた低いタックルは達成できたけど、相手はそれ以上に強さがあった」と悔し涙を見せた。

　３年生の１０人は国公立大進学を希望。センター試験を間近に控え、宿舎入り後も練習と平行して勉強もしてきた。中学時代の２年間を海外で過ごした帰国子女のプロップ、竹歳も旧帝大を受験予定。花園でのノーサイドの後は、机上の戦いが待っている。

　一方、指揮官は「まず人数集めから」と選手層を強化して花園に帰ってくることを誓っていた。