バンクーバー銀の長島圭一郎が現役引退を表明「最後はボコボコにされて終わりたかった」

[ 2017年12月27日 16:13 ]

選考会前日の26日、笑顔で練習する長島圭一郎
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 10年バンクーバー五輪男子500メートル銀メダリストの長島圭一郎(35=リカバリー)が、35秒50の14位でレースを終え、現役引退を表明した。「若い時にたくさんの人をボコボコにして、たくさんの人を引退に追い込んできた。最後はボコボコにされて終わりたかった。気持ちよく、これで辞めたい」とスッキリした表情を浮かべた。

 長島は14年ソチ大会の500メートルで6位に終わると15年に引退。その後、日本電産サンキョーを退社し、昨夏に現役復帰を表明。今年8月には今季限りで引退する意向を明かしていた。

 今後については、「仕事があればいいけど、なかなか難しい」。15〜16年の引退時には、指導者などスピードスケート関連のオファーは国内からはなかったものの、海外からはあったという。国外に活躍の場を求める可能性もありそうだ。

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