阿炎 ライバル活躍バネに新入幕、初場所向け「三賞2つ獲る」

[ 2017年12月27日 05:30 ]

大相撲初場所新番付発表

新入幕の阿炎(左)は番付を手に錣山親方と笑顔
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 「番付の字が大きくなってうれしい」と喜んだ新入幕の阿炎(あび)は、ライバルの活躍が浮上のきっかけとなった。

 20歳だった15年春場所で新十両となったが、在位4場所で幕下に落ちた。その後、相撲教習所時代から仲のよかった阿武咲や貴景勝がぐんぐん番付を上げていった。阿武咲が初めて横綱に勝った今年秋場所5日目の日馬富士戦は「うれしくて、悔しくて、泣いた」という。闘争心に火が付き、今年の名古屋場所で再十両になると3場所で通過した。初場所の抱負を聞かれると「三賞を2つ獲りたい」と言い切った。

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2017年12月27日のニュース