トランポリン伊藤 腰痛不安も「現地でどれだけ状態が上がるか期待」

[ 2017年11月5日 11:59 ]

トランポリン男子の伊藤正樹(10月27日撮影)
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 トランポリンの世界選手権(9日開幕、ブルガリア)に出場する伊藤正樹(29=東栄住宅)が5日、遠征出発前に取材に応じた。

 腰痛で全日本選手権(10月21、22日)を欠場し、公開試技会(同27日)も演技しなかった。「不安はある。いい時を100とすると60くらい」と現状を説明したが、「現地でどれだけ状態が上がるか自分でも期待している。気持ちも上がるし、スイッチが入ると思う」と話した。

 今月2日に29歳になった。20年東京五輪で代表引退を決めている第一人者は個人で11年大会銅メダル、14、15年は4位。「五輪の枠も懸かっていないし、結果にこだわらず楽しんでやりたい」。今大会は個人より非五輪種目の団体を重視しており、「自分は初めて世界選手権に出た時にのまれてしまった。そういう経験を初出場の選手に伝えていきたい」と後輩のサポートにも力を注ぐ。

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2017年11月5日のニュース