稀勢、北の富士氏の“抜き打ち検査”パス「腰下りてきている」

[ 2017年11月5日 05:30 ]

田子ノ浦部屋を訪れた北の富士氏(左)と、三番稽古に備えてアップする稀勢の里(右)
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 左腕や左足首の負傷で3場所連続休場中の横綱・稀勢の里(31=田子ノ浦部屋)が“抜き打ち検査”をパスした。九州場所(12日初日、福岡国際センター)へ向けて4日、福岡県大野城市の同部屋で大関・高安と三番稽古を行い13番で9勝。この日は元横綱、北の富士氏のサプライズ訪問を受け「硬くなっていると言われた。緊張したのかな」と苦笑いした。

 通常は二所ノ関一門連合稽古で稀勢の里の状態を確認する北の富士氏は、一足早い視察に「腰も下りてきている。状態はいいんじゃないか。体も張りがある」と合格点。稀勢の里は6日からの一門連合稽古で、さらに実戦感覚を養う予定だ。

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