良い松山7バーディー、悪い松山6ボギー…15位発進に苦笑い

[ 2017年8月5日 05:30 ]

世界選手権シリーズ ブリヂストン招待第1日 ( 2017年8月3日    米オハイオ州アクロン ファイアストーンCC=7400ヤード、パー70 )

第1ラウンド、16番でバーディーを決め、ギャラリーの声援に応える松山英樹
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 松山英樹(25=LEXUS)は7バーディー、6ボギーの69でトップと4打差の15位につけた。小平智(27=Admiral)は73で53位、谷原秀人(38=国際スポーツ振興協会)は74で62位。65で回ったトマス・ピエテルス(25=ベルギー)が首位に立った。予選落ちなしで4日間争われる。

 7バーディー、6ボギー。パーが5つしかない出入りの激しいゴルフだった。松山は「微妙です。なかなか珍しいゴルフ。7個(バーディーを)取って6個ボギーはなかなかない」と苦笑いした。

 フェアウエーキープ率35・71%。パーオン率61・11%も名手としては誇れる数字ではない。だがショートゲームでスコアをつくった。エースのピン型に替えて新たに投入したマレット型のパターが好感触だった。最初の10番で7メートルを沈めてバーディー。13番のチップインを皮切りに14番で3・5メートル、15番で6メートルのパットを決めるなど4連続バーディーで一時は単独首位に立った。「パットは良かったけど1回外すと不安が出てきてうまく打てなくなった」と話すように後半は3パットが2度もあったが「(パターの)選択肢が一つ増えた」とうなずいた。

 首位と4打差の15位。次戦の全米プロ選手権に向けても残り3日間が大事になる。「(トップに)離されないように。良いゴルフをすれば差は縮められる」と言い残し練習場に向かった。

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2017年8月5日のニュース