錦織　デルポトロと最終調整　前哨戦で痛めた腰の不安は見せず約１時間半

ウィンブルドン選手権の開幕を前に、調整する錦織圭
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　世界ランキング９位の錦織圭（２７＝日清食品）は開幕前日の２日、会場内の練習コートでファンマルティン・デルポトロ（２８＝アルゼンチン）と練習を行った。

　初対戦となるマルコ・チェッキナート（２４＝イタリア）との１回戦は、大会初日の３日に１２番コートの第２試合として行われることが決まった。前哨戦で痛めた腰の不安は見せずに、強い日射しを浴びながら約１時間半。実戦形式の練習を終えると、チャンコーチの指導を受けながらスピンを利かせたサーブの打ち方を確認し、いつも通りの球出しドリルもこなしてコートを後にした。

　錦織はウィンブルドン９度目の出場。１４、１６年に１６強となる４回戦まで勝ち進んだが、４大大会で唯一８強入りしたことがない。故障の不安を抱えるだけに、９５年の松岡修造以来２２年ぶりとなる日本男子８強に向けては初戦からの勝ち上がり方も大事になりそうだ。