錦織、雨天順延試合制して16強「タフな試合。運もあった」

[ 2017年6月4日 19:35 ]

テニス全仏オープン第8日 ( 2017年6月4日    パリ・ローランギャロス )

男子シングルス3回戦で勝利し、ガッツポーズする錦織圭
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 テニスの全仏オープン第8日は4日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス3回戦で世界ランキング9位の第8シード、錦織圭(27=日清食品)は世界67位の鄭現(21=韓国)と前日雨天順延となった試合を再開。フルセットの死闘となったが、粘り勝ちして3年連続となる16強進出を決めた。

 試合後「凄くタフな試合だった。最終セットでもブレークされて気持ち的には辛かったが、最後は諦めずにプレーできた」と振り返った。

 この日の試合に臨むにあたり「昨日の3セット目、4セット目の出だしがよくなかった。リターンに集中してリズムを変えたかった」と前日からの修正点を挙げてから「特に5セット目は自分らしいプレーができた。身体の痛みもあったので雨天順延はラッキーだった。運もあったと思う」と“恵みの雨”だったと告白。

 4回戦は世界37位のフェルナンド・ベルダスコ(33=スペイン)と対戦。「クレーで強い選手なので体力を回復して臨みたい」と次戦への意気込みを語った。

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