ケンブリッジ 9秒台“追い風”、特大防風シャッターで好条件

[ 2017年6月4日 05:30 ]

本番に向け汗を流すケンブリッジ飛鳥
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 陸上の布勢スプリントは4日、鳥取市のコカ・コーラウエストスポーツパーク陸上競技場で行われる。男子100メートルに出場するケンブリッジ飛鳥(ナイキ)は昨季新しくなった高速トラックで練習。今季は風の条件に恵まれず世界選手権(8月、ロンドン)参加標準(10秒12)を突破できておらず「まずはしっかり標準を切って9秒台や自己ベスト(10秒10)を狙いたい」と意気込んだ。

 今大会は風向き次第でホームストレートではなく、バックストレートに変更し意図的に追い風にすることが特徴。しかも「防風」と呼ばれる特大シャッターを下ろし風を抑えることも可能だけに「(9秒台の)チャンスはある」と気合十分だ。予報によると、4日の風は追い風6メートル。2メートルを超えると参考記録となるが、運営側の努力で生み出される好条件で一気に大台を狙う。

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