日立 逆転でシオノギ下す、山田3ラン 日本女子ソフトボールL

[ 2017年6月4日 05:30 ]

 第50回日本女子ソフトボール1部リーグ(スポーツニッポン新聞社後援)は3日、埼玉・川口、京都、岩手・滝沢の3会場で第5節第1日の6試合を行った。日立は3点を追う3回に山田恵里外野手(33)の3ランなどで4点を挙げ逆転。3回から登板した2番手・小薗美希投手(22)が好投し、シオノギ製薬を下した。ビックカメラ高崎は開幕からの連勝を10に伸ばした。

 《エース小薗復活、5回0封》日立はエースが復活ののろしを上げた。3点ビハインドの3回から小薗がマウンドへ。「ずっと、ふがいない投球が続いていたので、攻める気持ちを前面に押し出していった」。持ち味は制球力と、打者の打ち気を外す投球術。心は熱く、指先は繊細に、5回無失点で逆転勝利のシナリオを描いた。「今日は自分の良さが出せたと思います」。昨年8勝の右腕が挙げた今季2勝目。残った手応えは大きい。

 《森山トップ7号》ホンダは覚醒した森山が止まらない。3回1死二塁から左中間に先制2ラン。リーグトップを独走の7号に「狙っているわけではないけど、打球がよく飛んでいます」と声を弾ませた。軸足に重心を置くことを主眼にしてフォームを改造。筋肉トレーニングで3キロ増量した肉体が飛距離アップをアシストする。今季、就任した植田監督からは「15本を狙える」と太鼓判を押されているそうで、「自分の打撃を崩さないように」と地に足をつけてタイトルを狙う。

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2017年6月4日のニュース