キングスのカズンズ　ペリカンズにトレード

　ＮＢＡオールスターゲームに西軍リザーブとして出場したキングスのセンター、ディマーカス・カズンズ（２６歳）が、オールスターでＭＶＰとなったアンソニー・デービス（２３歳）が在籍しているペリカンズにトレードされることになった。

　米スポーツ専門局のＥＳＰＮがオールスター終了後に「トレードが合意に達した」と報じたもので、キングスはフォワードのオムリ・キャシピ（２８歳）も放出。ペリカンズからはかつてキングスでプレーして新人王にもなったタイリキ・エバンス（２７歳）、ドラフト全体６番目に指名されたバディー・ヒールド（２３歳）、さらにラングストン・ギャロウェイ（２５歳）のガード３選手とドラフト１巡目指名権を獲得した。

　カズンズはケンタッキー大から２０１０年ドラフトの全体５番目にキングスに指名されてＮＢＡ入り。昨夏のリオデジャネイロ五輪には米国代表の一員として出場し、６季目の今季は平均２７・８得点（リーグ４位）と１０・６リバウンド（同１１位）をマークしていた。

　ペリカンズは現在２３勝３３敗で西地区全体の１０位。カズンズが加入するとデービスとの“ツインタワー”が相手にとっては脅威になるだろう。