高梨沙羅「今シーズンの一番の目標」初V目指す世界選へ出発

[ 2017年2月20日 11:07 ]

出発前に談笑する高梨沙羅(左)と伊藤有希
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 ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(20=クラレ)が20日、フィンランドで行われる世界選手権に向けて成田空港から出発した。

 世界選手権4度目の出場となる高梨だが、まだ個人戦での金メダルはなく「今シーズンの一番の目標にしてきた」と初優勝を至上命題としてきた。会場となるラハティは昨年2月のW杯で優勝し、総合優勝を決めた舞台でもある。「思い出の地でもあるので、来年の平昌五輪に受けていいシミュレーションになるように、いろんなことを経験してきたい」と意気込んだ。

 大会は24日に女子個人戦、26日に男子との混合団体戦が行われる。混合団体のメンバーは個人戦の後に決まるだけに「まずはメンバーに選ばれるように。皆さんの足を引っ張らないようにしたい」と語った。

 前回大会銀メダルの伊藤有希(22=土屋ホーム)も高梨とともに出発。「今季一番目指してきた大会。いいイメージを作って自分の力を出せるようにしたい」とこちらも初優勝を目標に掲げた。

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