キャバリアーズ 3連勝 2位のラプターズに1・5ゲーム差

[ 2016年12月22日 16:38 ]

31得点を稼いだキャバリアーズのアービング(AP)
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 NBAは21日に各地で8試合を行い、東地区全体首位のキャバリアーズは地元クリーブランドでバックスを113−102(前半59−54)で下して21勝6敗。前日にミルウォーキーで行われた同一カード(延長で○114−108)を含めて3連勝を飾り、同地区全体2位のラプターズに1・5ゲーム差をつけた。

 カイリー・アービング(24歳)が31得点と自己最多の13アシストを挙げれば、レブロン・ジェームズ(31歳)も29得点と奮闘。左膝を痛めているケビン・ラブ(28歳)は2試合連続で欠場したが、バックスとの連戦を白星で乗り切った。

 ただし先発シューティング・ガードのJ・R・スミス(31歳)は20日の試合で親指を骨折。手術が必要で長期離脱は必至となった。キャバリアーズではすでに控えセンターのクリス・アンダーセン(39歳)が右膝のじん帯断裂で今季の出場は絶望。故障者が続出しており、戦力補強が急務となってきた。

 バックスは連敗で13勝14敗。ヤニス・アデトクンボ(22歳)がフリースローを14本中13本成功させて28得点、ジャバリ・パーカー(21歳)は27得点を稼ぐなど先発の若手コンビが活躍したが勝機を築けなかった。

 サンダーは敵地ニューオーリンズでペリカンズに121−110(前半55−56)で勝って17勝12敗。得点部門1位のラッセル・ウエストブルック(28歳)は34分の出場で42得点、10リバウンド、7アシストをマークした。同選手の40得点以上は2試合連続で今季4回目。ベンチから出たエネス・キャンター(24歳)も14得点と14リバウンドを稼いだ。

 ペリカンズは10勝21敗。得点部門2位のアンソニー・デービス(23歳)が34得点、15リバウンド、ジュルー・ホリデー(26歳)が23得点、10アシストをマークしたが、チームはここ12戦で9敗目を喫した。

 キングスは敵地ソルトレイクシティーでジャズに94−93(前半38−48)で競り勝って12勝17敗。20日のトレイルブレイザーズ戦で55得点を挙げたセンターのディマーカス・カズンズ(26歳)は21得点、8リバウンドをマークし、チームは第3Q5分32秒で44−64と20点を追う展開から試合をひっくり返した。

 西地区ノースウエスト首位のジャズは18勝12敗。ゴードン・ヘイワード(26歳)が28得点、ルディー・ゴベール(24歳)は17得点と14リバウンドをマークしたが、同ディビジョン2位サンダーとのゲーム差は0・5となった。

 グリズリーズは敵地デトロイトでピストンズを98−86(前半53−44)で退けて19勝12敗。マーク・ガソル(31歳)が自己最多の38得点を稼いでチームの連敗を3で阻止した。

 ピストンズは4連敗を喫して14勝17敗。レジー・ジャクソン(26歳)とジョン・ルーアー(27歳)がともに18得点を記録したが、ガソルのオフェンスを抑えこむことができなかった。

 <その他の結果>

ティンバーウルブス(9勝19敗)92−84ホークス(14勝15敗)、ウィザーズ(13勝15敗)107−97ブルズ(14勝14敗)、ロケッツ(22勝8敗)125−111サンズ(8勝21敗)、マーベリクス(8勝21敗)96−95トレイルブレイザーズ(13勝18敗)

 <23日のテレビ中継>

クリッパーズ−スパーズ

WOWOWライブ 12時30〜

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