羽生、公式練習で4回転ループ着氷「最高の状態の70%」

[ 2016年9月30日 09:36 ]

今季初戦のオータム・クラシックの滑走順抽選会に臨む羽生結弦

 フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)が、30日(日本時間10月1日)からモントリオールで行われるオータム・クラシックで今季初戦に臨む。ショートプログラム(SP)前日となる29日の公式練習では、今季から取り入れる大技の4回転ループをきれいに着氷。「氷の感触はいい。(ループは)最高の状態の70パーセントぐらいにはあるし、ノーミスの演技をすることが一番の目標」と意気込んだ。

 オフには左足甲の靱帯損傷のため、氷上で練習ができない時期もあった。だが、この日はループ以外にもサルコーとトーループの4回転ジャンプを決め、上々の仕上がりを見せた。

 2018年平昌冬季五輪のプレシーズンのスタートを切る前回五輪王者は「久しぶりで緊張もあるし、試合では課題も見えてくる。自分の成長をしっかりと感じながら滑りたい」と語った。(共同)

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2016年9月30日のニュース