関東高校ゴルフ選手権決勝 濃霧で最終日中止 大石&原田V

[ 2016年6月16日 05:30 ]

女子個人の部で優勝した原田(左)と大石

平成28年度 関東高校ゴルフ選手権決勝大会 最終日、濃霧により中止

(6月15日 長野・軽井沢72ゴルフ東コース)
 平成28年度関東高校ゴルフ選手権決勝大会男子団体、女子団体、女子個人の部は15日、長野・軽井沢72ゴルフ東コースで最終日が行われる予定だったが、濃い霧のため中止となった。初日の成績により、女子個人は大石彩未(千葉・拓大紅陵3年)と原田葵(茨城・日本ウェルネス2年)が優勝、3選手の合計スコアで争う団体戦は埼玉栄(埼玉)が男女アベック優勝となった。なお女子個人は上位27人、団体は男子14校、女子7校が8月の全国大会(山口・宇部72CC)に進出する。

 女子個人の部優勝の大石は「正直回りたかったけど…。こうなると昨日の18番が悔しいですね」と苦笑いした。18番は715ヤード、パー6の名物ホールで3オンしながら3パットでバーディーを逃している。長野県松本市出身。小学3年でゴルフを始め、高校は千葉・拓大紅陵を選び寮生活を送る。16日からは長野・上田丸子グランヴァリオGCでのステップアップツアーに出場。来年のプロテスト合格を目指しており、将来は高校の先輩である成田美寿々のようなゴルファーが目標だ。

 もう一人の優勝者、原田は「優勝は考えていなかったので、自己ベストタイの68で初の全国大会へ行けるのがうれしい」と素直に喜んだ。アプローチが得意で初日は「アプローチとパットでノーボギー」にまとめたのが優勝につながった。

 ▼3位山口すず夏 回りたかった。個人、団体とも、もっと上になりたかった。今後は来週は日本女子アマ、7月はツアーのサマンサタバサ・レディースに出場します。(個人、団体とも3位で全国大会出場)

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2016年6月16日のニュース