さくらジャパン強化合宿 GPS装置活用で表彰台へナビゲート

[ 2016年6月16日 10:05 ]

ホッケー女子日本代表 さくらジャパン

 4大会連続で五輪に出るホッケー女子日本代表「さくらジャパン」が15日、岐阜県内で国内強化合宿をスタートさせた。

 永井祐司監督(52)は新兵器を駆使して、走り勝つホッケーを確立することを宣言した。「GPS装置を今回の合宿でフル活用したい」。購入すれば1000万円近くする設備は主に(1)走った距離(2)トップスピード(3)プレーエリアなどが計測できる。選手は専用の器具を身につけてプレー。指揮官は「今の体力では戦っていけない。遠征が重なって冬場に蓄えた体力が落ちている。五輪から逆算してつくり上げたい」と出た数値を基にして、個々に応じた強化メニューを組み立てる。

 チームトップクラスのスピードを誇る湯田は「自分のプレーエリアを把握でき、対策が立てられる」と効果を認める。カーナビに使われるGPS機能で、メダルへの道筋を見つける。

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2016年6月16日のニュース