松山 追い上げ11位も反省「寄せとパットが下手すぎる」

[ 2016年5月10日 05:30 ]

バーディーパットを決め、ギャラリーの声援に応える松山英樹

ウェルズ・ファーゴ選手権最終日

(5月8日 米ノースカロライナ州シャーロット クウェイルホロー・クラブ=7575ヤード、パー72)
 19位から出た松山英樹(24=LEXUS)は5バーディー、2ボギーの69と伸ばし通算4アンダーの11位となった。ジェームズ・ハーン(34)が通算9アンダーで並んだロベルト・カストロ(30=ともに米国)とのプレーオフを1ホール目で制し、ツアー2勝目を挙げた。

 初日101位と大きく出遅れながら最終的にはトップ10に迫った。松山は「初日の順位が悪くても気にしない。どんな順位であれ予選を通ること、それを続けることが大事」と胸を張った。

 出だしの1番で5メートルから3パットするなど前半はパットに苦しんだ。感触が良くなったのは10番。1・5メートルのバーディーパットを沈めると、11番では3メートル、12番では7・5メートルを決めた。「力を抜いて打ったら入った。それが3ホール続いてこういう感じで打つのかと思った」と振り返った。4週ぶりに出場した今大会はアイアンを新モデルに替えて臨んだが、パーオン率は4日間で8位の66・67%。だからこそショートゲームの課題が際立つ。「寄せとパットが下手すぎる」と反省した。

 12日開幕のプレーヤーズ選手権(フロリダ州)は勝てば5年シードなどが得られる“第5のメジャー”。「コースは狭い。アイアンがいいので、そこは期待していいかな」と自信をにじませた。

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2016年5月10日のニュース