永野も4差2位!“熊本コンビ”諦めん「全力でやるだけ」

[ 2016年4月17日 05:30 ]

第3日、13番でティーショットを放つ永野竜太郎。通算7アンダーで2位

男子ゴルフツアー東建ホームメイト・カップ第3日

(4月16日 三重県桑名市・東建多度カントリークラブ・名古屋=7081ヤード、パー71)
 益城町出身の永野竜太郎(27=フリー)は69で回り、こちらも通算7アンダー。ツアー未勝利の2人が熊本を思い頂点を目指す。

 ボギー発進から永野が盛り返した。14、15番の連続バーディー後、18番は10メートルのバーディーパットをねじ込んだ。「2パットでいければ最高だと思っていた」と胸をなで下ろした。地震の被害は祖父宅がある益城町だけではなく、自宅のある熊本市にも及んでいる。祖母・節子さん(81)と母・益美さん(54)は自宅マンションの玄関が開かなくなり、隣人にバールで開けてもらい外で一夜を過ごしたという。「駐車場にある車も出せないみたい。祖母は足も悪いから」。不安は尽きないが、それでも重永と並び4打差2位。「ギャラリーの方から“熊本大変だけど頑張って”と声もかけてもらった。全力でやるだけ」。最後まで諦めない。

 ▼1位・金庚泰 韓国でも(熊本地震のことが)大きなニュースになったし、こういう時に日本語で何と言ったらいいのか分からず心苦しいです。先輩たちと話をして自分たちに何かできることを考えたい。(喪章をつけてプレー、単独首位をキープ)

 ▼8位・池田勇太話にならない。明日また頑張る。(72で3位から後退。首位と8打差)

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2016年4月17日のニュース