横審・大島寅夫委員 白鵬の変化擁護「故意に変わったのとは違う」

[ 2016年3月29日 05:30 ]

 横綱審議委員会の定例会合が都内で行われ、所用で欠席した守屋秀繁委員長(千葉大名誉教授)に代り会見した大島寅夫委員(中日新聞社顧問)は白鵬の千秋楽の変化について「私個人の意見では故意に変わったのとは違うと思う」と擁護した。

 土俵下に落ちた嘉風の下敷きとなった井筒審判部副部長(元関脇・逆鉾)が、左脚を骨折する大事故に発展したダメ押しについては「日本の伝統を勉強している大横綱としては見苦しかったという意見があった」と語った。また、13勝した大関・稀勢の里の来場所の綱獲りについては「意見はなかった」とした。

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2016年3月29日のニュース