錦織、課題サーブ修正 ストレート勝ちで5年連続16強

[ 2016年3月29日 05:30 ]

3回戦を突破した錦織(AP)

テニス マイアミ・オープン

(3月28日 米マイアミ)
 28日の男子シングルス3回戦で第6シードの錦織圭(日清食品)が第27シードのアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)を6―2、6―2で破って5年連続の16強を決めた。27日の同3回戦では西岡良仁(ヨネックス)が第14シードのドミニク・ティエム(オーストリア)に2―6、2―6で敗退。女子シングルス3回戦で大坂なおみはティメア・バボシュ(ハンガリー)に5―7、0―6で屈した。

 対照的なサーブの出来が勝負を分けた。錦織は「リターンゲームに集中したい」と話していた通り、低調なドルゴポロフのサーブを厳しく攻め立てた。第1セットは相手の第1サーブが43%と低調。一方で自らは第1サーブを78%の高い確率で決めて優位に立った。第2セットは第4ゲームでブレーク。2回戦での課題だったサーブを修正して4回戦へと駒を進め「家から近いし、いつもここではいいプレーができる。しっかり体調を戻してまた集中してやりたい」と力を込めた。

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2016年3月29日のニュース