錦織が5年連続16強 ドルゴポロフに貫録ストレート勝ち

[ 2016年3月29日 01:21 ]

ドルゴポロフにストレート勝ちした錦織圭(AP)

 テニスのマイアミ・オープン第7日は28日(日本時間29日)、米フロリダ州マイアミで行われ、男子シングルス第6シードで世界ランキング6位の錦織圭(26=日清食品)が3回戦で第27シードで同29位のアレクサンドル・ドルゴポロフ(27=ウクライナ)と対戦。6―2、6―2でストレート勝ちし、5年連続で16強入りを果たした。

 ドルゴポロフには過去3度の対戦で全てストレート勝ちしているが、ダブルスを組んだこともある相手で「トリッキーな選手なので一筋縄ではいかない」と警戒していた通り、第1セットの第1ゲームでいきなりブレークを許してしまう。それでも第2ゲームで粘ってブレークバックに成功。第3ゲームをキープすると、第4ゲーム、第8ゲームとブレークに成功して6―2で、このセットをものにした。

 続く第2セットは自身のサービスゲームをキープして2―1で迎えた第4ゲームでブレークに成功。第6ゲームのブレークチャンスは逃したものの、第8ゲームで再びブレーク。終わってみれば、1時間12分で貫録のストレート勝ちだった。

 錦織は「最後の2、3ゲームを集中してできたのですごく良かった。家から近いし、第2のホームというか、いつもここではいいプレーができる。しっかり体調を戻してまた集中してやりたい」と話した。

 4回戦ではジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)とロベルト・バウティスタ(スペイン)の勝者と対戦する。

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2016年3月29日のニュース