競歩の谷井が最優秀選手「リオでもメダルを」 実業団年間表彰

[ 2016年3月29日 20:34 ]

最優秀選手賞を受賞した男子競歩の谷井孝行

 日本実業団陸上連合が新設した年間表彰式が29日、東京都内で開かれ、最優秀選手賞に昨年の世界選手権男子50キロ競歩で日本勢初の銅メダルに輝いた谷井孝行(自衛隊)が選出された。最優秀チーム賞は男子1万メートル競歩の日本新記録を樹立した高橋英輝らが所属する富士通が選ばれた。

 谷井は「これからも記録を伸ばして、リオデジャネイロ五輪でもメダルを目指して頑張っていく」と力を込めた。男子で短距離の藤光謙司(ゼンリン)、棒高跳びの山本聖途(トヨタ自動車)、走り幅跳びの菅井洋平(ミズノ)、50キロ競歩の荒井広宙(自衛隊)と女子長距離の鈴木亜由子(日本郵政グループ)が優秀選手賞、住友電工と九電工が優秀チーム賞を受けた。

 大阪国際女子マラソンで2時間22分台をマークして既に500万円を支給された福士加代子(ワコール)も出席し、リオ五輪へ向け「心から楽しんで金メダルを取りたい」と抱負を述べた。

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