日本 7点圧倒2連勝!トムソン監督「ケチャップのよう」

[ 2016年2月14日 05:30 ]

<日本・ルーマニア>第2ピリオドに先制し、歓喜する日本選手ら

 アイスホッケー男子の18年平昌五輪1次予選は13日、札幌市・月寒体育館で行われ、世界ランキング20位の日本は28位のルーマニアに7―0で完勝し、2連勝とした。第2ピリオドの5分すぎにドイツ1部リーグでプレーする久慈のゴールで先制すると、その後は圧倒し立て続けに4得点。格下の相手に反撃を許さず、第3ピリオドにも2点を加えた。世界ランク21位のウクライナはクロアチアに6―0で快勝して2戦2勝。勝ち点6で日本と並び、14日に最終予選進出を懸けて対戦する。12カ国が3組に分かれて1回戦総当たりで争い、各組の1位が9月の最終予選に進む。

 日本が7ゴールで圧勝した。最終予選進出を懸けたウクライナとの全勝対決に向け、2得点の久慈は「自分の良さを出すことができた。役割は果たせた」と手応えを口にした。第1ピリオドは16本のシュートを放ちながら無得点。それでも気持ちを切らさず、第2ピリオドの5分29秒、久慈が口火を切った。「ケチャップのように一度出ると一気に出たね」とトムソン監督。得点者6人は全てFW。久慈は「4年前から決定力不足と言われている。悔しい思いはFW陣みんな強く持っている」と力を込めた。

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2016年2月14日のニュース