Tウルブスのラビーン満点5回で連覇 スラムダンク・コンテスト

[ 2016年2月14日 14:49 ]

スラムダンク・コンテストで連覇を達成したティンバーウルブスのラビーン(AP)

 NBAオールスター・ウィークエンド(トロント)は13日に恒例のスラムダンク・コンテスト(出場4人)を行い、ティンバーウルブスのザック・ラビーン(20=1メートル96)が6回の試技のうち5回で満点(50点)を出して連覇を達成。垂直跳びで110センチを超える滞空力を生かし、ハーフライン近くからの「スルー・ザ・レッグ(空中でボールを股間に通してからのダンク)」や、空中で背中にボールを回しながらのワンハンド・ダンクなどを披露した。

 決勝に進出してラビーンと優勝を争ったマジックのアーロン・ゴードン(20=2メートル6)は、マ軍マスコット(スタッフ・ザ・マジック・ドラゴン)の頭上から「スルー・ザ・レッグ」を試みて成功。優勝こそ逃したものの、ファンから大きな拍手を集めていた。

 3点シュート・コンテスト(出場8人)ではウォリアーズのクレイ・トンプソン(25)が、前年覇者でチームメートでもあるステファン・カリー(27)とサンズの新人、デビン・ブッカー(19)を決勝で退けて優勝。予選と決勝を併せた計50本のシュートのうち37本を決めて(成功率74%)“長距離砲の達人”となった。

 パス、ドリブル、シュートの正確性を競うスキルズ・チャレンジ(出場8人)ではドラフト全体トップで指名されたティンバーウルブスの新人、カールアンソニー・タウンズ(20)が決勝でセルティクスのアイゼイア・トーマス(26)を下して優勝。2メートル13のビッグマンが1メートル75の小兵を小技でかわすという“快挙”を達成した。

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