輪島氏 筆談で取材対応 体調良好もライバル北の湖親方死去に寂しげ

[ 2016年2月14日 20:55 ]

筆談で取材対応する輪島氏

 大相撲の第54代横綱で13年12月に咽頭(いんとう)がんの手術を受けて現在は発声が困難な状況にある輪島大士氏(68)が14日、都内ホテルで行われた幕内・豊響の結婚式に出席後、筆談で報道陣の取材に対応した。

 豊響の結婚式に出席した理由は「小林君(師匠・境川親方の本名)は日大の後輩で長い付き合いです」と説明。現在の体調について尋ねられると「大丈夫です。毎日毎日50分ウオーキングをやっています。時間があったらハワイとか外国へよく行きますよ」と書き、サムアップポーズを見せた。

 昨年11月に現役時代のライバル・北の湖親方が急逝。生前時に雑誌で対談を行った思い出を明かした上で「本当にびっくりしました。私のライバルでしたし、本当に私は感謝しています」とコメントし、寂しげな表情を浮かべていた。

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2016年2月14日のニュース