青学大、箱根V2へ「ハッピー大作戦」 原点回帰「ゴールで笑顔に」

[ 2015年12月11日 05:30 ]

強みは「イケ面ぞろい」と語る青学大・原監督(左)

 第92回箱根駅伝(来年1月2、3日)の記者発表が都内で行われ、青学大の原晋監督(48)は2連覇へのテーマを「ハッピー大作戦」とした。今年はドキドキ、ワクワクさせるレースを期待して「ワクワク大作戦」と命名し、圧倒的な強さで初優勝。今季は3冠を目標に掲げながら11月の全日本大学駅伝で2位に終わった。

 敗戦や重圧などでチームの雰囲気がマイナスになる中、「ゴールしたときに笑顔でハッピーにしたい思いが出てきた」と原点回帰し、最後の仕上げにかかる。

 鍵を握る“3代目・山の神”神野大地(4年)については「安心してください。走りますから」と不安を一蹴。2度のケガを経て復帰した全日本大学駅伝の直後に足に痛みがあり、箱根出場は「一進一退。ギリギリのラインだった」。現在は練習を再開し「他区間での起用は0・1%」と神野は5区起用の方針で調整を進めている。「1月3日に心のピーキングを持っていきたい」と指揮官。“とにかく明るい”青学大が2年連続の箱根路制覇にチャレンジする。

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2015年12月11日のニュース