クリッパーズ連勝止まる…グリフィン「過度の反則」で一発退場

[ 2015年12月11日 17:06 ]

ブルズのギブソンへの反則で一発退場となったクリッパーズのグリフィン(AP)

 NBAは10日に各地で4試合を行い、サンダーは地元オクラホマシティーでホークスを107―94(前半60―49)で下して3連勝。ケビン・デュラント(27)は25得点12リバウンド10アシストで自身7回目のトリプルダブルを達成した。ラッセル・ウエストブルック(27)も23得点10アシスト。チームの二枚看板がともに2ケタのアシストを稼いだのはこれが2度目となった。

 ホークスは14勝10敗。リバウンド総数で34―52と差をつけられ、3連勝を逃した。

 ブルズは地元シカゴでクリッパーズに83―80(前半44―35)で競り勝って12勝8敗。パウ・ガソル(35)が3点シュート3本などでチーム最多の24得点をマークして連敗を3で阻止した。

 クリッパーズの連勝は3で止まって13勝10敗。ブレイク・グリフィン(26)は18得点11リバウンドを記録したものの、第3Qにブルズのタージ・ギブソン(30)への「フレイグラント・ファウル・タイプ2(過度の反則)」を宣告されて一発退場。土壇場ではコートに立てなかった。

 76ersは敵地ブルックリンで第3Qまで4点をリードしたもののネッツに91―100(前半44―52)で敗れて1勝22敗。開幕連敗は18で止めたが、その後は4連敗となった。NBAのシーズン最少勝利数(労使紛争による短縮シーズンを除く)は73年シーズンに76ersが記録した9勝(73敗)。この不名誉な記録から逃れるには、残り59試合で9勝を挙げる必要がある。

 勝ったネッツは7勝15敗。ベンチから出たアンドレア・バルニャニ(30)がチーム最多の23得点を稼いで勝利に貢献した。

 キングスは地元サクラメントでニックスを99―97(前半46―39)で退けて9勝15敗。ディマーカス・カズンズ(25)が27得点11リバウンドをマークしてゴール下で奮闘した。敗れたニックスは4連敗で10勝14敗。カーメロ・アンソニー(31)は23得点14リバウンドをたたきだしたものの、今季成功率が85・7%あったフリースローを11本中5本失敗。結果的にはこのミスがスコアに影響を与えてしまった。

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