英国79年ぶりデ杯V マリー大車輪「歴史に名を刻めて誇り」

[ 2015年12月1日 05:30 ]

A・マリー(右端)の大車輪の活躍で英国が79年ぶりに優勝(AP)

 男子テニスの国別対抗戦、デ杯ワールドグループ決勝最終日は29日にベルギー・ヘントで行われ、英国がベルギーに通算3勝1敗で1936年以来79年ぶりの優勝を果たした。シングルスで世界ランキング2位のアンディ・マリーがダビド・ゴフィンを6―3、7―5、6―3で下し、シングルス2勝1敗、ダブルス1勝とした。28日にはダブルスでA・マリーが兄のジェイミーとペアを組み、ゴフィン、スティーブ・ダルシス組を6―4、4―6、6―3、6―2で破っていた。

 A・マリーは膝から崩れ落ちて感涙にむせんだ。79年ぶりの優勝に「僕らがやり遂げたことがまだ信じられない。二度とこんなチャンスはない」と喜んだ。クレーコートでの大一番へ入念な準備を重ね、大車輪の活躍だった。

 第1日にシングルスで順当に1勝。第2日はダブルスで兄のジェイミーと組み、力強いサーブと巧みな技で通算2勝1敗とした。最終日はシングルスで相手エースのゴフィンを振り切り「歴史に名を刻めて誇りに思う」と歓喜の輪の中で両腕を突き上げた。

続きを表示

2015年12月1日のニュース