復興五輪、福島でサーフィン開催を 県連盟が南相馬市に要請

[ 2015年11月11日 16:26 ]

 福島県南相馬市でサーフィンによる町おこしを提唱している、同県サーフィン連盟理事の奥本英樹福島大教授は11日、同市の桜井勝延市長と会談し、2020年東京五輪の追加種目の候補になっているサーフィンの会場に立候補するよう要請した。

 奥本氏は、04年から同市の北泉海岸で開かれたサーフィンの全日本大会や世界大会の実績を強調。波質の良さや官民一体のもてなしに触れ「復興五輪と位置付けるなら、福島で大会を開くことが本当の意味で風評払拭につながる」と述べた。

 桜井市長は「日本の復興のためにも積極的に検討したい」と応じた。

 同海岸ではことし10月、東日本大震災後初のサーフィン大会を開催し、全国から約200人が出場した。

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2015年11月11日のニュース