ダブルス昨年4強も1回戦敗退 クルム伊達「まだプレーできる」

[ 2015年9月3日 09:10 ]

 テニスの全米オープン第3日は2日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、女子ダブルス1回戦でクルム伊達公子(エステティックTBC)マンディ・ミネラ(ルクセンブルク)組は第8シードのガルビネ・ムグルサ、カルラ・スアレスナバロ組(スペイン)に1―6、5―7で敗れた。

 ベテランらしい技術を発揮したが、パートナーの力不足を補うことはできなかった。「ミネラもダブルスを勉強中」と話す表情に暗さはなかった。

 シングルスは予選1回戦で敗退。今年の四大大会は全豪こそ本戦入りしたが、残り3大会は予選で敗れた。それでも「予選に回ったら引退と考えていた時期もあったが、今はこだわる必要はないと思っている」と前向きさを失っていない。

 ケガもなくなり、心身ともに戦える状況に戻ってきた。「(28日で)45歳になるし体力的にもきつくなるが、自分としてはできるという気持ちの方が大きい」と話した。

 ▼クルム伊達公子の話 パートナーもダブルスは勉強中だし、去年の4強という成績は頭にはなかった。自分としてはまだプレーできるという気持ちが大きいし、秋のシーズンもケガに注意しながら戦いたい。(共同)

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2015年9月3日のニュース