内村、３１日開幕アジア選手権を負傷欠場　世界選手権見据え

　日本体操協会は、１２年ロンドン五輪男子個人総合金メダルの内村航平（２６＝コナミスポーツク）がアジア選手権（３１日開幕、広島）を欠場すると発表した。

　内村は５月のＮＨＫ杯後、鉄棒の練習中に左肩と首付近を負傷。「首から“ブチッ”、“ピキッ”って音がした」と振り返ったが検査の結果、深刻な状態ではなく、世界選手権（１０～１１月、英グラスゴー）を見据え大事を取った。「アジア選手権を１００％じゃない状態でやって、大事なところでできなくなると意味がない。復活するまで待ってもらおうかな」。来週から本格的な練習を再開する予定で、９月の全日本シニア選手権（福井）で復帰する。