松山“聖地の難関”対策 17番グリーン右側アスファルト入念確認

[ 2015年7月15日 05:30 ]

18番、R&Aとローマンブリッジに向かってティーショットを放つ松山

 男子ゴルフの海外メジャー第3戦、全英オープンは16日に英国セントアンドリュース・オールドコースで開幕する。松山英樹(23=LEXUS)は13日も練習ラウンドを敢行。11日から3日連続で18ホールを回るなどメジャー制覇を目指し、精力的に調整を続けた。

 聖地ならでは、の練習も行った。17番パー4は10年の前回開催時に平均スコアが4・6631。グリーンのすぐ右はアスファルトが敷き詰められたカート道が続き、グリーンを外せば繊細なアプローチが必要な難所だ。デコボコなグリーンは風が吹けば一層ボールを止めにくいが、松山はカート道からウエッジでのアプローチだけでなく、パターでも試すなど入念にグリーン回りの感触を確かめた。14日は練習場でショットを調整した。

 予選ラウンドはメジャー3連勝の期待がかかるジョーダン・スピース(21=米国)と米ツアー9勝を誇るダスティン・ジョンソン(31=米国)と同組に。ジョンソンは「ヒデキはとても堅実なプレーヤーだね。才能にあふれていてゴルフを楽しんでいる。彼のプレーを見るのが好きなんだ」と絶賛した。

 13年はフィル・ミケルソン、昨年はロリー・マキロイといずれも松山と予選ラウンドで同組だった選手が優勝している。次は自分が…。その思いは誰よりも強いはずだ。

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2015年7月15日のニュース