山下 チャンスでパット決まらず69…「残念」2戦連続2位

[ 2015年5月4日 05:30 ]

1番、ティーショットを放つ山下

男子ゴルフツアー 中日クラウンズ最終日

(5月3日 愛知県東郷町 名古屋ゴルフ倶楽部和合コース=6545ヤード、パー70)
 初優勝を狙って3位から出た山下和宏(41=ザ・サイプレスGC)は3バーディー、2ボギーの69をマークしたが、4打及ばずに通算6アンダーの274で2位となった。首位から出たI・J・ジャン(42=韓国)が通算10アンダーまで伸ばし、今季初優勝となるツアー通算3勝目を飾った。
【最終R成績】

 調子が良かっただけに、悔しさが募る。山下は開幕から2戦続けての2位に「(開幕戦の)東建の時はうれしかったけど、今回は残念」と無念さをにじませた。

 1番で第2打をピン奥1メートルにつけてバーディー発進。ショットはさえたが「前日からパットが修正できなかった」とバーディーチャンスがことごとく外れた。16番は2メートルのチャンスを迎えたが「入れたいからパンチが入ってしまった」と決められず、優勝したジャンに届かなかった。

 それでも、「アイアンショットは良い」と手応えを感じており、苦手だったアプローチも「免疫がついてきた」という。プロ18年目の苦労人。「(優勝)1発目が(14日開幕の)日本プロゴルフ選手権だったらいいなぁ。5年シードのおまけ付きだしね」。初優勝の時は確かに近づいている。

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2015年5月4日のニュース