世界リレー欠場の高瀬、静岡国際男子200V 自己新逃し首ひねる

[ 2015年5月4日 05:30 ]

 陸上・静岡国際が3日に静岡スタジアムで行われ、男子200メートル(タイムレース)は高瀬慧(富士通)が追い風0・2メートルの条件下、20秒67で優勝した。サニブラウン・ハキーム(東京・城西高)が20秒73で2位に入り、飯塚翔太(ミズノ)は20秒95で4位だった。男子走り高跳びは衛藤昂(AGF)が2メートル28で、同棒高跳びは荻田大樹(ミズノ)が5メートル65で勝ち、ともに世界選手権(8月・北京)参加標準記録に到達した。

 男子200メートルで飛躍が期待される高瀬は20秒34の自己記録更新を狙ったレースで20秒67に終わった。「タイムが出るという確信はあったが、出ていない」と首をひねった。4月の織田記念国際決勝で左太腿がけいれんして途中棄権。世界リレー大会代表入りの打診を「不安があったし、自分が止まったら迷惑をかける」と辞退し、今大会に臨んでいた。世界選手権の参加標準記録20秒50をまだ突破できず。「ここから上がって行くと考えたい」と話した。

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2015年5月4日のニュース