ウィザーズが先勝 NBA史上初プレーオフのロード初戦4連勝

[ 2015年5月4日 10:43 ]

18得点13アシストをマークしたウィザーズのポイントガード・ウォール

 NBAプレーオフは3日(日本時間4日)から地区準決勝シリーズに突入。東地区では5位ウィザーズが敵地アトランタで1位ホークスを104―98(前半53―63)で下して先勝した。ウィザーズは今季のロードでは17勝24敗と負け越しているが、昨季から通算でプレーオフのロード初戦は4連勝。これはNBA史上初の出来事となった。

 この日はチームリーダーでもあるポイントガードのジョン・ウォール(24)が18得点13アシストをマーク。チーム最多の28得点を挙げたブラドリー・ビール(21)が第4Q途中で右足首を捻挫してロッカールームに下るというアクシデントに見舞われたが、見事に試合をひっくり返した。これで1回戦(対ラプターズ)を併せて5戦全勝。1979年(当時ブレッツ)以来となる東地区決勝進出に向けて突き進んでいる。

 一方、敗れたホークスは中1日での試合とあって後半にスタミナ切れ。第4Qをリードして迎えた試合(この日は83―81)は今季32戦全勝だったが、その“不敗記録”が大事な試合で途絶えてしまった。

 西地区では1位ウォリアーズが地元オークランドで5位グリズリーズを101―86(前半61―52)で退けて白星発進。ホームではレギュラーシーズンを併せて今季通算21連勝を飾った。この日シーズンMVPが決まったステフェン・カリー(27)は22得点。チームの3点シュート成功率は46・4%という高い数値を示した。

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