小粥義朗氏が死去　元ＪＯＣ専務理事

　元労働事務次官で日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）専務理事を務めた小粥義朗（おかい・よしろう）氏が２３日、死去した。８１歳。愛知県出身。葬儀・告別式は２７日正午から川崎市多摩区南生田８の１の１、春秋苑礼拝堂で。喪主は妻洋子（ようこ）さん。ＪＯＣ関係者によると近年は体調を崩して入院生活が続いていた。

　東大法学部から労働省（現厚生労働省）に入省。１９８７年から８９年まで労働事務次官を務めた。全日本柔道連盟で９３年から２０００年まで専務理事。ＪＯＣでは９４年に理事となり、専務理事、副会長などを歴任した。９７年の東アジア大会で日本選手団の団長を務めた。