日馬富士9場所ぶりVへ 新しい綱に「気合が入りますね」

[ 2015年4月23日 05:30 ]

新しい綱を身につける日馬富士

 大相撲の横綱・日馬富士の新たな綱を作る「綱打ち」が東京都墨田区の伊勢ケ浜部屋で行われた。夏場所(5月10日初日、両国国技館)で9場所ぶりの優勝を目指す日馬富士は新しい綱を身につけて立ち姿を確認し「気合が入りますね」と心を新たにした様子。綱は部屋の力士総出で作られたもの。13年九州以降優勝から遠ざかっている横綱は「勝負師の魂が込められている。その魂を持って、皆さんに感動と夢を与える相撲を取りたい」と誓った。

 夏場所で14勝以上や優勝などで大関昇進の可能性のある照ノ富士も綱打ちに参加した。将来の横綱候補は「とりあえずは大関です。(綱を巻くことは)何とも思っていません」と目の前の目標に集中。春巡業でも精力的に稽古をこなしており「負け越したり、8勝とかだと恥ずかしい。全然休みはないけれど、根性でやっていく」と気合十分だった。

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2015年4月23日のニュース