白鵬、日馬が復興土俵入り ひたちなかで市民ら3000人と交流

[ 2015年4月21日 05:30 ]

茨城県ひたちなか市で復興祈願の土俵入りをする横綱白鵬関

 大相撲の白鵬と日馬富士の両横綱ら日本相撲協会の一行約70人が茨城・ひたちなか市総合体育館を訪問し、東日本大震災の復興活動を行った。両横綱が鎮魂の思いを込めた土俵入りを行ったほか、美声力士の幕内・勢らによる相撲甚句の披露、関取衆のトークショーも開催。招待された園児に加え、午前3時から並んで入場したファンや市民ら約3000人と交流した。

 尾車巡業部長(元大関・琴風)は「震災を忘れないためにも協会の行動が一助になればいい」と話した上で「継続していくことが大事」と今後も被災地支援を行うことを約束。既に来年には福島県いわき市で巡業を開催することが決まっており、将来的には「津波被害に遭った海岸地域を回って巡業を行いたい」と明かした。

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2015年4月21日のニュース