国枝 リオも東京も勝つ、パラV4へあくまで貪欲「まだ伸びる」

[ 2015年4月21日 05:30 ]

会見でパラリンピックへの意欲を語る国枝と上地

 車いすテニスの男子シングルス世界ランキング1位の国枝慎吾(31=ユニクロ)が、同女子シングルス・ダブルス世界1位の上地結衣(20=エイベックス)とともに、都内のWOWOW本社で行われたグランドスラムの放送決定会見に出席。08年北京、12年ロンドンとパラリンピックを2連覇中の国枝は「20年の東京を最終目標に、それまでのグランドスラムもできるだけ勝ち、リオで3連覇、東京で4連覇したい」と訴えた。06年10月から世界ランク1位を守り、4大大会は単複合わせて通算37勝。5年後の母国パラは36歳で迎えることになるが「サーブは強化すればまだ伸びる。球速と回転量を増やしたい」と貪欲に話した。

 会見にはWOWOWの和崎信哉社長も出席し、5月24日開幕の全仏オープンから4大大会の車いすテニス放映を開始することを発表。「視聴者の皆さんの期待以上のプレーをしたい」と国枝。画面を通じて車いすテニスの魅力も伝えていく。

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2015年4月21日のニュース