統一リーグはNBAが理想 bjリーグ河内コミッショナー構想披露

[ 2015年3月26日 05:30 ]

新リーグの構想を語るTKbjリーグの河内コミッショナー

 国内リーグを統一できず、国際連盟(FIBA)から国際試合の出場停止処分を受けた日本バスケットボール協会。6月に開かれるFIBAの会議での制裁解除を目指し、リーグ統合は進む。その中、ターキッシュエアラインズbjリーグの河内敏光コミッショナーはNBAを理想とした新リーグの構想を披露した。

 bjリーグは得点力アップを狙ったオフェンス有利のルール採用や外国人枠拡大など本場NBAを参考に運営。「NBAはベンチ以外に選手もタイムアウト可能。残り3秒で1点差など駆け引きが必要な場面で盛り上がりを演出します」と河内氏。また、3点シュート時にファウルを受けた場合、FIBAで2回フリースローが与えられるが、NBAは3回と、より得点機会は増える。

 日本代表の強化も期待される新リーグ。選手の35%が外国人というNBAに倣い、bjリーグも同時にコートに立てる外国人を3人まで可能にしている。「外国人にもまれ、対等に戦える選手が出てきた。世界に呼ばれるような選手の輩出、世界から来てもらえるようなリーグにすることが夢」。河内氏の“理念”は代表強化にも直結している。

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2015年3月26日のニュース